■ 眼内レンズについて

眼内レンズについて

梅の実くらいの大きさの眼球は広い外の景色を目の中に取り込むために強いレンズの働きを持っています。そのレンズの1つが水晶体です。
白内障は水晶体が濁る病気なので、その水晶体を取り除きますが、替わりのレンズを入れなければ見えるようにはなりません。濁った水晶体を取り除いた後に入れるレンズが眼内レンズです。

原材料はアクリル、シリコーン等のプラスチックで高度な技術で作られ、安全性が確認されています。

直径は6mmのものがほとんどで、水晶体のカプセルの中央にうまく固定するための支えの脚がついています。

眼内レンズは目の中の、更に水晶体のカプセルの中に固定されますので、コンタクトレンズのように痛みが出る事はありません。
取り外しもせず、一生目の中で安定しています。
当院では市販されている中でも極めて安全な、精度の高い眼内レンズを選んで使用しています。


多焦点眼内レンズ

最近、多焦点眼内レンズという眼内レンズも使われるようになりました。
通常の眼内レンズは1箇所にピントが合うように設計され、手術後は老眼鏡を始めとするピントを補正する眼鏡が必要ですが、多焦点眼内レンズはほとんどの日常生活では眼鏡が要らないという非常に便利な眼内レンズです。

しかしこの眼内レンズが体に合う人と合わない人があり、手術の前の検査や診察の段階で良くデータと照合し、考え、手術を受けられる方のご意向を伺った上で決定します。

また眼鏡が全く要らないという保証は無く、極く細かいものを暗いところで見るとか、条件の悪い日の車の運転とか、特殊な作業に一時的に眼鏡が必要な場合もあります。
また、対向車のヘッドライトが通常の眼内レンズよりもまぶしく見えるという場合もあります。

健康保険の適用がないので、全額自由診療か、先進医療の対象になります。


多焦点眼内レンズ(先進医療)

手術費用 462,000円(片眼・税込) 
     924,000円(両眼・税込)

多焦点眼内レンズ(自由診療)

手術費用 462,000円(片眼・税込) 保証金 150,000円(片眼・税込)
     924,000円(両眼・税込) 保証金 300,000円(両眼・税込)
Alcon
URL:http://www.cataract-iol.jp/index.html


レンティスについて

新しい多焦点眼内レンズ<レンティス>の使用を始めました。
レンティスはドイツOculentis社のレンズで、他の多焦点眼内レンズと違い、遠くを見る部位と近くを見る部位が上下に分かれている構造となっております。

多焦点眼内レンズ<レンティス>
この構造のため、他のレンズよりもまぶしさやにじみ等が少なく見え方の質がよいと言われています。
また、お一人お一人に細かく(0.01D刻み)オーダーメイドで製造されたレンズを用い、同時に乱視を矯正する事も可能でこの点も他のレンズにはない特長です。

主にヨーロッパで広く使用されているレンズですが日本では未承認のため、先進医療の対象外となり自由診療となります。