"手術"というとどのくらい通院するのか、不安に思う方もいらっしゃるでしょう。ここでは、手術の前にどんな検査をするのか、手術の一日はどのような感じか、手術後どのくらい通院するのかをお話します。手術が必要と判断された場合には、看護師と相談して手術日を決めます。当院では毎週火曜日から木曜日までの午後が手術日となっております。緊急の場合は他の時間帯にも行っています。
散瞳(お薬を点眼して瞳を開く事)して、眼底検査をします。眼の奥をみる事により、手術した後、どのくらい視力が出るか、白内障以外に悪い病気がないかどうかが分かります。この検査の日には、目がまぶしくなるので車の運転は出来ません。
手術により濁った水晶体を取り除いてしまうため、その代わりに眼内レンズを入れます。この眼内レンズの度を決めるために、眼の奥行きや角膜のカーブそのほかを計って計算します。IOLマスター700: Zeiss
角膜の内側の細胞を検査して、角膜が手術に耐えられるかどうか考えます。NONCONROBOⅡ:KONAN
角膜のカーブや厚さ、虹彩の位置、水晶体の位置や厚さ、大きさを測定します。CASIA2:TOMEY
網膜の厚さや形、視神経の形や視神経繊維の厚さなどを測定し、白内障手術の結果どの程度の視力を期待できるか判断します。DRI OCT Triton:TOPCON
点眼麻酔をします。
消毒をします。
手術の台に仰向けに寝ます。
顔の上にバイ菌よけの布をかけます。目のところだけ穴が開いていてそこから手術をします。
いよいよ手術です。手術をするときは、顕微鏡を患者様のちょうど目の前に位置するように移動し、医師は顔の横か、頭の上方に座って、顕微鏡を通して手術をします。
付き添いの方は手術の様子をテレビ画面で見られます。
手術が無事に済みました。お疲れさまでした。
一休みしながら様子をみます。